都会のオアシス!与儀公園の魅力

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沖縄で花見といえば、北部のほうにある名護城址や本部町の八重岳を連想する方は多いのではないでしょうか。
しかし、那覇市にも花見の名所はあるのです。
それがここ、与儀(よぎ)公園。
与儀公園は国際通りからもアクセスしやすく、国道330号線沿いにある公園です。
周辺には那覇市民会館や沖縄県立図書館、教育機関などが集積していて、国際通りや58号線沿いの都会的な那覇の雰囲気とはまた違った光景を見ることができます。
今回はそんな与儀公園について紹介します。

【沖縄はショッキングピンクの桜が咲く!】

桜と言えば、ソメイヨシノに代表される薄いピンク色を想像する方も多いかもしれませんが、沖縄の桜といえば、濃いピンク色!
桜の持つ儚さや卒業、別れなどのイメージとは異なり、元気いっぱいに咲いているその姿は、観る人を元気にします。
沖縄の桜は「カンヒザクラ(寒緋桜)」という種類で、旧正月(1月21日~2月20日あたり)前後に開花します。
開花時期は県内でも異なり、一番寒い北部が1月中旬から下旬、本島南部が1月下旬、そして那覇では2月の上旬に桜の見頃を迎えます。
日本全国で一番早く開花し、沖縄の短い春を彩ってくれます。

与儀公園のカンヒザクラ
参考URL:
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Yogi_Park_Naha_Okinawa_Japan02s5.jpg

【与儀公園で開催されるなはさくらまつり】

そんなカンヒザクラがたくさん植えられている与儀公園では、2月上旬に毎年なはさくらまつりが開催されます。
沖縄では花見というと散策のみで、本土の様に桜の木の下で宴会が行われることはあまりありません。
しかし与儀公園内では、ベンチでお弁当を食べながら花見をしている方も多くいらっしゃいます。
近くにスーパーがありますので、そこでお弁当などを買って食べる事もできますよ。
与儀公園で開催されるなはさくらまつりでは、同時に植木の展示即売会なども開催されますので、日頃から自宅で植木を育てている方や興味のある方もぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
毎年平日から土日にかけて4日間ほど開催されますので、忙しい毎日を過ごしている方も、桜を見てゆったりする時間を過ごすのもいいかもしれません。

【沖縄ではここだけ!蒸気機関車を見ることが出来る公園】

実は与儀公園の魅力は桜だけではありません。
なんと蒸気機関車「D51」が保存されているんです!
沖縄には1914年から1945年の沖縄戦まで「ケービン」と呼ばれる軽便鉄道が走っていたのですが、それとは異なり、この蒸気機関車は、北九州市からの寄贈のもの。
本土復帰を記念して沖縄の子ども達が北九州市に訪れた際、子ども達が沖縄にはない蒸気機関車に心を奪われている姿を見た国鉄職員の方々が有志を募り、沖縄へこの蒸気機関車を寄贈したのだそうです。
ちなみにこの寄贈されているD51 222号機は、鹿児島や北九州市で活躍していた蒸気機関車。
お子様のいるご家庭の方は、沖縄ではここでしか見られない蒸気機関車の姿をぜひ一度観に行ってみてはいかがでしょうか。

蒸気機関車
参考URL:
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Yogi_Park_Naha_Okinawa_Japan08n.jpg

いかがでしたか。
与儀公園は日頃から多くの方に利用されている公園。
古い公園という印象を持っている方も多いかもしれませんが、実はこんなに魅力的な公園なんですよ。
桜の季節以外にも、夏にはパームツリー(やしの木)が青々と茂り、いかにも沖縄らしい光景を見ることができます。
まだ与儀公園へ行ったことがないという方は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。